海外赴任は、所属を日本から海外の事業拠点に移して長期間に渡って働くことを指します。
企業によっては海外赴任を命じられることが多いです。
海外出張ではメインの業務が商談や視察なのに対して、海外赴任は赴任先関連会社での業務や海外事業所とのパイプ役など幅広い仕事をこなさないといけないため、当然のように高い英語力が必要です。
海外赴任する際にどのくらいのTOEICスコアを持っていれば良いのか、疑問を抱えている方もいると思いますが、海外赴任する際のTOEICスコアの基準は700点前後です。
なので、TOEICの勉強をする際の目標はとりあえず700点でOKです。
海外赴任者・海外出張者に企業が社員に求めるスコアの基準
一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会によると、企業が社員に求めるスコアの基準は以下のように目安が設定されています。
- 海外赴任者はTOEIC605点~785点
- 海外出張者はTOEIC570点~780点
どんなに低くてもTOEIC600点、理想は700点以上です。
TOEICで730点以上のスコアの英語のコミュニケーション関係の評価
TOEICで730点以上のスコアを持っていれば、以下のようにどんなシチュエーションでも適切な英語のコミュニケーションが取れると判断されます。
実際がどうかは別として。(そのTOEICスコアを取得するにいたった英語学習の仕方によるので。)
- 日常の会話は理解可能で、スピードや応答も速い
- 特定の分野の話題でも対応できるスキルがある
- ビジネスの業務上も大きな支障はない
英語力が低いと現地での業務に支障が出ますので、海外赴任の可能性のある社員はTOEICのスコアアップを目指す努力が必要です。
上記の期待にある程度は応えないとならないので。
入社の段階ではTOEIC600点以上で良かった企業でも、海外赴任は「みずほ証券(700点以上)」「資生堂(700点以上)」「住友商事(730点以上)」「三井物産(730点以上)」とスコアの高さが求められます。
入社後もTOEICの勉強が必要になる会社は増えていますので、忙しい社会人にはスタディサプリENGLISHのパーソナルコーチプランがおすすめです。
学習計画を立ててくれたり、アドバイスをくれたり、方向修正をしてくれたり、ってしてくれるので、時間がないけどTOEIC目標スコアのために勉強したいって場合には役立つと思います。
個人の英語学習をプロのコーチが徹底的に指導してくれます。
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海外赴任で困らないためにはTOEICのSpeaking & Writing Testsもおすすめ!
海外赴任で現地での仕事に困らないためには、オーソドックスなTOEIC L&Rではなく、Speaking & Writing Testsの方の受験もおすすめです。
TOEICのSpeaking & Writing Testsは2007年の1月からスタートしたテストです。
一般的に「TOEIC」って言われて思い浮かべる「TOEIC」ではない、TOEICです。一般的にTOEICって言ったら「L&R」を意図して言っているって方がほとんどなので。(Listening&Reading)
で、「S&W」もTOEICにはあります。(Speaking & Writing)
S&Wの方のTOEICの大まかな特徴について見ていきましょう。
- 能動的な英語能力のスピーキングとライティングを測ることができる
- 英語で考えて英語でアウトプットするスキルを把握できる
- 英語でコミュニケーションを取れるのかどうかに焦点を当てて採点している
- 英語での即応即答能力を試すことができる
TOEICのSpeaking & Writing Testsで高得点を取得していれば、現地の人と英語を使って円滑なコミュニケーションが取れるという目安や基準になります。
更に、そのための学習は会話って意味で役に立ちます。スコアって意味だけじゃなく。
現地に行った時の会話って意味で役立つのは、主にこっちの方の勉強だと思います。
ただ、英語力は高ければ高いほど、行くにあたっても現地に行った後でも、海外赴任で役に立ちますので、両方のTOEICのテストを受験してみてください。
という事で、海外赴任する際のTOEICスコアの基準についてでした。
700点前後です。
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